おにぎり修行
おにぎりを作るのって、なんて難しいんだろう!
たかがおにぎり、されどおにぎり。簡単なようで難しい。
お米の炊き加減、塩加減、にぎり加減、具のバランス、海苔の巻き加減……
どれを外してもダメ。
「なんか味がうすーい」
「今日、味こくない?」
「なかなか具にたどりつかないよー」
「海苔が剥がれちゃうー」
「崩れちゃうー」
子ども達からこんな声が挙がると、まだまだ修行が足りんと思う。
同じように作ったつもりなのになぁ。
彼らの胃袋をつかむための黄金比を早くつかみたくて、修行を続ける。
美味しさの黄金比の確信を持って、キュキュキュッとにぎれる母になりたい。
子ども達がお腹が空いた時に食べたがるのはやっぱり「おにぎり!」だから。
ガブリッ!
おにぎりにかぶりつき、ほおばる子どもの顔が大好きだから。
おにぎりを持って外に遊びに出かけるのも好き。
寒い時期はすぐに固くなっちゃうのが難点。
でも最近、もち米が混ざっていたら冷めても美味しいということを発見!
さ、今日もご飯が炊けた。お出かけの準備だ!
写真は、福音館書店の「絵本とくらす12ヶ月」リーフレットについていた、絵本かるたの中のひとつ。『おにぎり』(平山英三 作 / 平山和子 絵)の1枚が描かれてる。本当に美味しそうに食べ物が描かれていて、読んでいると子ども達が絵本に手を伸ばす手が止まらない。平山和子さんは「子どもが見るのに、本物に近くなくてはだめ」との思いで、どの絵本も1冊を書くのに2年くらいかけられているとか!
このリーフレットについていたかるたには、福音館書店の大好きな絵本がいっぱい。かるたが好きな息子も、お気に入り。かるたで遊んでいたはずなのに「あ、この絵本なんだろう? 今度読んでみよう〜」と気になってしまうから、福音館さんずるい……笑。このリーフレットは大型書店にはだいたい置いてあるようだかけれど、この存在に気づいたのが最近。6種類あったらしいけれど、2種類しか手元にないのが悔しい〜。