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おとなの絵本クラブ

大人目線で楽しむ絵本や児童書の記録。調布市・つつじヶ丘の古民家「もえぎ家」を拠点に、絵本を読み合い、語り合う会を開催しています。

寒い日はいそいそと。

冬の絵本 食べもの

風が冷たくなってきたなーと思うと、せっせと作りたくなる。豚汁、けんちん汁、粕汁、クリームシチュー、ボルシチ…具がたっぷり入って、それだけで一品になるような汁物たち。

特に豚汁は夫の大好物とあって、しょっちゅう作る。起きた時に、寒いなぁ食べたいなぁと思ったらいつでも作れるようにしておきたい。だからこの季節はたいてい、必要な食材を冷蔵庫にスタンバイさせている。

代表選手は、豚バラ肉、白菜、ネギ、ごぼう、大根、人参、こんにゃく、豆腐、油揚げ、あと生姜は千切りとすりおろしをたっぷり。たまにきのこ色々、干し野菜、レンコン、白菜の代わりに玉ねぎやキャベツなんかも入れたりする。女としては、里芋、さつまいもを入れたいところだけれど、男の人はあまり好まないらしい。「どんどん甘みが抜けるし、汁がどろっとしてくるから」だって。まあわからなくもない。寒い寒いとぶーぶー言いながらも、いつも豚汁の食材を切る時は、「ああ、大好きな食材がそろう冬っていいなあ」と思う。

お椀によそったら、青ネギ、カブの葉や大根の葉の青みを。そして忘れちゃいけないのが、京都・原了郭の黒七味。ふわっと香り、ピリッと舌を刺激する美味しさ。「あったまるね〜」と言いながら、はふはふ食べる。これぞ、夫のおかわりが止まらない冬の味。

 

豚汁ってきっと、家庭によって味も食感も全然違うんだろう。入れる食材はもちろん、切る大きさ、切り方、食材の厚み、出汁や味噌も違う。稲刈りやお餅つき大会などの時に、他のひとが作った豚汁をいただくことがある。そういう時、いろいろ観察するのが楽しい。

「あ、うちよりも大根がぶ厚いな」とか、
「白菜はこのくらいクッタクタのほうが美味しいな」とか、
「お豆腐がゴロッと大きいのもいいな」とか…。

他のひとが作った豚汁を食べると、「あ、こんな風に作るのもいいな」って浮気してみたりするんだけれど、やっぱり自分の作り方に戻っていく。そういうのが子ども達の記憶に刻まれて「おふくろの味」になっていくのだろうか?

 

 

寒い日はいそいそと。具沢山のスープを作って食べたいのだ。ぶ厚い鍋でコトコトしているうちに、いつの間にか寒さも忘れてしまう。いや、そんなことはないか?

 

料理は楽しい。どんな食材で、どんな風に切って、どんな味付けにして、どの器でどうやって食べよう?  

木枯らしがピューピューする今日のような日は、お留守番しながら料理の楽しみを味わう子ぐまの姿がかわいいこの絵本が読みたい。最後に出てくる、母とのやり取りも大好き。あったか〜いお話です。

ぼくのシチュー、ままのシチュー

ぼくのシチュー、ままのシチュー

 

  

次回12/8(木) 10:00〜開催予定の「おとなの絵本クラブ」は、「あったか〜くなる絵本」がテーマ。絵本についてじっくり語ったあとは、もえぎ家の料理びと「HARAMIRAI」のランチも一緒に楽しみましょう。

昨日開催された「調布系ワークスタイルをまちのみんなでつくろう」というイベントで行ったお味噌汁ワークショップも大好評だったHARAMIRI。

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お手製お味噌にお好みの薬味を混ぜて味噌玉を作り、お好みの具と、あったか〜いお出汁を注ぐだけ。でも、自分でシャーコシャーコと削ったカツオブシや薬味の香りがふわ〜っ。とってもシンプルだけど、美味しくて、あったかくて。「思わずこぼれてしまった」と言わんばかりの「おいしい〜」の声がたくさん聞かれて、幸せな時間でした。どんな味になるかなぁと想像しながら作るのって、本当に楽しい。そして、あったか〜くなる食べものっていいなぁと改めて感じました。(私のお気に入り薬味は菊花!この季節ならではですね。)

12月の「おとなの絵本クラブ」でも、あったか〜くなるランチを皆さんで楽しめるよう、ぬくぬく企画中です。詳細のお知らせをどうぞお楽しみに!